『キャプリーヌ』

capeline 英 キャプリン 仏カプリーヌ 日キャプリーヌ、キャペリン、略してキャペ。

ブリム(つば)が肩を隠すくらい大きくて広い帽子をキャプリーヌと言います。

語源は英語のcape ケープ、フランスではカプ、そのカプから生まれてきたのがカプリーヌ

日本ではブリムが広くさえあれば、水平に伸びているものもキャプリーヌと呼びますが、欧米では水平のブリムものは、canotier キャノティエ、skimmer スキマーと呼びます。

アメリカでは、キャプリーヌのことを、picture hat ピクチャーハットと呼ぶ。絵に描いたように美しいと言うところから生まれたそうです。


14,5世紀には、ブリムを縁で折りかえし、後頭部で長くなった男子用の柔軟な被り物、または衿覆いのついた鉄のヘルメットをさした。

17世紀になるとブリムの平らな、お仕着せの帽子をいうようになった。

婦人用の場合は肩先まで覆う巡礼様頭巾に似た被り物を指していたが、18世紀になると、ブリムは広くてクラウンの平らな絹や羽飾りのついた麦わらや馬毛製の帽子を意味するようになった。

19世紀末から20世紀初めにかけてはスポーツ用としても男女に復活。


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神戸 エメラの帽子教室

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