《La Chapellerie ラ シャペルリー / L'Atelier-Musee du Chapeau 帽子博物館 》
フランス・Chazelles-sur-Lyon ( シャゼールスルリヨン )にある帽子博物館を紹介します 『L'Atelier-Musee du Chapeau 』
http://www.museeduchapeau.com/
フランス第2の都市Lyon ( リヨン ) からバスに揺られて約1時間10分
いくつかの町・丘や草原を越えて行くと、
小さな田舎町、Chazelles-sur-Lyon ( シャゼールスルリヨン ) という町に到着します
かつてはフェルト帽製造によって栄えた、人口5000人程の小さな町
20世紀初頭、帽子作りには欠かせない帽体を生産する工場が28もあり
帽子産業の中心地として世界にその名を知られていました
1976年頃から流行が変化した事によって、フェルト産業は致命的な打撃を受け
次々と工場は閉鎖、そのうちの最大の工場跡地に、帽子のAからZまでを展示するフランスでも類をみない帽子博物館が誕生しました
2013年4月には場所も移転しリニューアルオープンしました
帽子メーカ『 Fléchet (フレシェ) 』の旧工場を改装して造られ、
石畳みの中庭や高くそびえる煙突が目印
La Chapellerie ( ラ シャペルリー )は1999年には歴史的建造物にも認定されています
帽体が出来上がるまでの行程を、当時使っていた機械を使って紹介しているコーナーや
『帽体とは?』 羊毛や兎毛(ともう)を原料とし、水分と熱、圧力を加えて摩擦することにより縮絨させ、繊維の状態から直接釣り鐘型に半成形した帽子の材料です
木型職人さんが木型を作っている様子が人形で紹介されていたり
帽子を作るための道具や帽子の歴史がたくさん紹介されてます
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