帽子は英語『 Hat 』ドイツ語『 Hut 』フランス語『 Chapeau 』イタリア語『 Cappello 』といい、被り物の総称です。
一般に『 crown クラウン=頭を覆う部分 』と『 brim ブリム=ひさし 』で構成されていますが、ベレーやトークなどのブリムがないものもあります。
『 Hat 』の由来
帽子を意味するAnglo-Saxon語の『Haet または Haett 』
『Petasos ペタソス』に似た形状のものを意味する言葉だそうです。
Petasosとは、古代ギリシャ時代に旅行をするときに広いブリムのついたフェルト製、またはストロー製の帽子。
顎紐もついていたらしく、被らないときは背中にぶら下げていたそうです。
( 音楽フェスでよく見かける帽子に似てますね。)
Petasosはギリシャのテサリィ地方(Thessaly)から生まれたもの。
Petasosというのは元々ギリシャ神話のHermesヘルメスが被った翼のある帽子。
(Hermesは使いの神で職人・商人・盗賊の守護神。ローマ神話のマーキュリーにあたる)
女性用のPetasosは細いストロー製でクラウンは背の高い円錐形。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ペタソス
来夏のフェスへはぜひPetasosを被ってお出かけください。
被り物の歴史にご興味ありましたら、下記の本を手に取ってみてください。
イラスト入りで、興味深いです。
The Mode in Hats and Headdress: A Historical Survey with 198 Plates (Dover Fashion and Costumes)
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