a hat for the seaside:海辺の帽子
🖼Panama hat / パナマハット in モネの名画🎩🎓👒
クロード・モネの『サンタドレスのテラス』(1867年、油彩・キャンバス)『 La Terrasse à Sainte-Adresse / Claude Monet』は、パナマハットを描いた初期のヨーロッパ絵画として知られる名作です。
この絵は、🇫🇷のル・アーブル近郊のリゾート地サンタドレスで、モネが夏を過ごした際に制作されました。地平線にオンフルールの景色を望む庭園で、椅子に座る人物が被るパナマハットが印象的です。
パナマハットの魅力
パナマハットは、パナマソウ(トキヤ草)の葉を細かく裂いて編んだ、夏にぴったりの軽やかなブリム付き帽子。名前に「パナマ」とありますが、実は起源は🇪🇨エクアドル。日本では戦前、夏の紳士の正装としてカンカン帽と並び愛用されました。
パナマハットの歴史
16世紀、スペインの征服者がエクアドルでトキヤ草から作られた帽子を発見し、「パハ・トキージャ」と呼びました。17~18世紀にはエクアドルの沿岸部やアンデス山脈の町で帽子織りが発展。1835年、起業家マヌエル・アルファロがモンテクリスティで本格的な生産を始め、熟練の職人による高品質なパナマハットが世界の注目を集めました。
1850年代、カリフォルニアのゴールドラッシュでパナマが交易の要衝となり、旅行者や金の探鉱者がこの帽子を愛用。「パナマで買った帽子」として広まり、現在の名前が定着しました。1855年のパリ万国博覧会で紹介された際も、エクアドル産とは明記されず、「パナマハット」として知られるようになりました。
海辺の風に映えるパナマハットは、モネの絵画のように、優雅で涼しげな夏の装いを演出します。
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