ブレード帽のご紹介
ブレードとは、3本以上の糸を交差させ、無地、透かし、浮き、柄などに組んだ紐の事で、平面状とチューブ状のものがあります。
作り方は、手縫、専用の環縫いミシン(ブレードミシン)、普通のミシン、ジグザクミシンなどを使用して、木型やチップに合わせながら、渦巻状に縫い合わせていくか、紐の特性を生かし、編む、組む、巻く、織るなどの技法で製作する帽子。*夏物、冬物があります
夏物のブレードはブレードミシンと1本の紐状のものを熟練の職人さんが、手加減だけで帽子に完成させます。
その巧みな技に、感動します。
国内2大生産地は埼玉県春日部市と岡山が有名。
昔から麦農家が多く真田紐を副業として作り始めたことから、ブレード帽を製造することになったとのこと。
*ブレードは真田紐、麦稈眞田とも呼ばれています。
憧れの職人さんたち
埼玉の田中帽子店
岡山の石田制帽
http://www.ishidaseibou.com/?page_id=54
冬物のブレードはモコモコした素材なので、木型に巻いて付き合わせで手縫いすることが多いです。
https://ishidaseibou.shop-pro.jp/?pid=122713188
春、初夏にオススメのブレード帽はリボンをグルグル巻いて製作する、リボンブレード帽もオススメです。帽子教室でも生徒さんたち挑戦してくれました。
またブレードは部分使いすることもお勧めです。
エメラの帽子教室ではブレード帽も製作していただけますぜひ帽子作りも体験しにいらしてください。
次回は『ニット帽』についてご紹介します。
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