『夏物帽体・冬物帽体とは?』
帽子を作りやすい形に半成形した帽子材料で
『ストロー帽体(夏物)』と
『フェルト帽体(冬物)』があります。
帽体は帽子を一つ作ることができるおおよその形と分量に作られ、ベル型とキャプリーヌ型があり、デザインしたい帽子の形に近いものを選択する。*英語ではHat body ベル型はcone、キャプリーヌ型はcapeline
帽体帽子・型物の帽子や、素材を指して、ストローハット、フェルトハットと呼ぶことが多いです。
製作方法は、材料である[ストロー帽体(夏物)]と[フェルト帽体(冬物)]を木型やチップに型入れして製作します。
*型入れすることを英語ではblocking
『フェルト帽体とは?』
羊毛、兎毛(ともう)の繊維層に、水分と熱、圧力を加えて摩擦することにより縮絨させ、繊維の状態から直接ベル型、キャプリーヌ型に半成形した帽子用フェルトで、帽子の半製品のようなもの。
『羊毛』で作られたものを、『ウールフェルト』と呼ぶ:素朴な風合いがあり、かたく、しっかりした手触りのものが多い。
『兎毛』で作られたものを、『ファーフェルト』と呼ぶ:しなやかで、軽くなめらかな手触り、独特な光沢もある。
<< 製作方法 >>
蒸気により蒸して柔らかくしてから、木型やチップなどに型入れをし形を整えて、乾燥させその後トリミング(飾り付け)をして完成。
『ストロー帽体とは?』
主に熱帯植物の樹皮、葉などから採れる繊維、草の茎などを原料にして、ベル型、キャプリーヌ型に編んだもの。
主な草の種類:シゾール、ケンマ草、パナマ、ラフィア、バオ(籐トウ)
<< 製作方法 >>
霧をふいて水分を与えてから、木型やチップに型入れをし、アイロンをかけ、形を整えて専用の糊を塗って乾燥、その後トリミング(飾り付け)をして完成。
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帽子の素材に注目して、帽子選びを楽しむのもお勧めです。ぜひ色々な素材に出会って、帽子をかぶること、楽しんで下さいね。
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