古代ギリシャ人の髪型、髪飾りは多種多彩
男性は何世紀にわたって螺旋形のカールや巻き毛、短い刈り毛。
しばしば布か革のリボンを頭に巻き付けていた。
ギリシャ人の社会には史上初めての理髪店が生まれ
調髪、髭の手入れ、マッサージ、応急手当、簡単な手術などに熟練していた。
ギリシャ人の市民は朝の入浴をすませたら、お気に入りの理髪店に行き、そこでいろいろと体の手入れをしてもらい、同じ街の人々との社交を楽しんだ。
顎髭は非常に好まれていたが、戦闘中に敵につかまれるから危険という理由で、アレキサンダー王の時代には禁止になり、顔をきれいに剃る命令が出された…
女性は髪を長く伸ばし優雅な形に整えていた。
最も一般的なのは、螺旋形カール、巻き毛、お下げ。
カール用アイロンは男女ともに必需品
(いつの時代もカール用アイロンは必要なのね)
ギリシャ人にもあまり帽子は流行ってなく、お祭りや結婚式のときに新鮮な花の冠を頭に。また競技祭などで勝利した者に月桂樹の冠を飾った。
貴婦人達は紗の織物や金糸で作られたヘアネットを被り、宝石をちりばめた頭飾りや冠を被った
旅行のときにはペタソスという広いつばのついたフェルト帽か麦わら製の帽子を被っていた。
船乗り達はピロスという頭にぴったりあうようにフェルトか革で作られた帽子を被っていた。
以上、古代ギリシャ人でした。
明日は、古代ローマ人です。
なかなか帽子が流行らないんだな~
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