フランス国際芸術帽子コンクール Les ARTS du CHAPEAU 2007

フランス・シャゼールシュルリヨン(Chazelles-sur-Lyon)にある帽子博物館では、

2年に1度帽子の国際芸術コンクールが開催されます。

毎回テ-マとルールが12月に発表され、帽子を製作して博物館に送ります。

テ-マが発表されてから、締め切りまでの製作期間は約2ヵ月半。 


第7回目を迎える今回のテーマは

Temps libre 』(直訳すれば自由時間)

*フランス語の先生曰く" 暇な時 "  

ルールはシャゼールシュルリヨン(Chazelles-sur-Lyon)での帽子製造の専門的技術、

歴史に従いフェルト素材を使う事。 

私は今回、3回目の挑戦。

タイトル<< Cherchez un trefle a quatre feuilles >>(四葉のクローバーを探して) 

クローバーをたくさんアップリケした少し大きめなベレ-帽をデザイン。 

暇な時 " 幸せの四葉のクローバーを探しに行こう!! "と思いつき、

四葉のクロ-バーを大好きなベレー帽に縫い付けました。 

[[ 材料 ]]

ブロンズ色のフェルト帽体

革・羊毛フェルト(Clover フェルトパンチャー)


今回は177個の帽子が19ヵ国から集まり、2007年3月24日に審査会がありました。 


審査員は: 

Philippe Molins de la Maison MOTSCH-HERMES 

( エルメス 帽子部門責任者 " フィリップ モ-ラン氏 " ) 

Marie-Claire VUTRIN(マリクレール) 

Alessandra MAREGATTI (modistes 帽子職人) 

Martine VILLELONGUE (Universite de la Mode de Lyon リヨンファッション大学)

入賞はエルメス賞と1位から10位の11作品。別に博物館来館者が選ぶ大衆賞があります。 


3月26日結果発表があり、私の帽子は3位を頂く事が出来、5月26日に行われた授賞式に行って来ました。 

田園風景と石造りの町並みのシャゼールシュルリヨン(Chazelles-sur-Lyon)、

この特別な日には世界中から素敵な帽子を被った帽子好きが集まります。 

フランス国内はもちろん、

イギリス・ベルギー・イタリア・オランダ・スイス…

色々な言葉が飛び交い、そしてカラフルな帽子達が咲き乱れます。

みなさん素敵な帽子を被っていて、目移りばかりしていました。 

フランス語が思うように上手く話せなくても、ゆっくりと話し掛けてくれて、親切な方ばかりで楽しい時間を過ごす事が出来ました。 

授賞式では、緊張と感激で頭が真っ白に…とにかくその場に居れる事が嬉しくて、 

『 フランスに来れて嬉しいです、四葉のクローバーが私に幸せを運んでくれました、本当にありがとうございました。』 

とコメント。 


…それしか言えなかった。 


本当に本当に嬉しくて、帽子を作り続けて来て良かった。 


大袈裟かもしれないけど、今回の受賞はこれからも帽子を作り続けて良いよって言ってもらえたような気がしています。すべての人に感謝します、ありがとうございます。 

神戸エメラの帽子教室

「帽子を自分で作ってみませんか?」 I'm Japanese milliner in Kobe. I also teach hat making at home. Why don't you try to make a your hat with me? 帽子職人・研究家 エメラ

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